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今日は、その3。
相手の思いを受け取る力
について。
お芝居のレッスンの中で最初に大切にしたいことは、
あなたの感情は?
そして
相手の感情は?
を紐解いていくこと。
私たちは、日常で誰かと会話をするとき、
(独り言を言うときも!?w)
思いがあって、言葉を発します。
しかし、
お芝居の中では、先にセリフ(言葉)が決まっているので、
何も思わなくても言葉を発することができます。
しかし、これでは、
お芝居ではなく、
しゃべっているだけ、となってしまいます。
そのため、
なぜそのセリフが出てくるのか(どんな気持ち?)、
ということを考える必要があります。
(※その1。でも触れています。)
これに答えはありません。
しかし、
セリフやお芝居の流れの中で、
自分の気持ちと相手の気持ちの解釈が
あまりにも解離してしまうと、
お芝居として成立しなくなります。
基本的には、お芝居は複数人で行うため、
自分本位の一方通行、では成立しません。
そのため、
私はこんな気持ち(こう思う)、
相手はどんな気持ち?、
をすり合わせる必要があります。
1つのお芝居で「どんな気持ち?」を
3パターンくらい変えて演じてみると...
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
例:
見上げて「わぁ。」
というセリフ。
たった一言。これだけのお題で、
何パターンもシチュエーションが作れます。
・雨上がりに空を見上げて、大きな虹が出ていた
→喜び、感動
・天井を見上げて、大きな蜘蛛が蜘蛛の巣を作っていた
→驚き、恐怖
・天井から水がポタポタ落ちて来た
→焦り、混乱
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
など。
この後に続く相手の反応は全く違うものになりますよね!
(※台本にはある程度シチュエーションが分かるように指示が記載されています!)
シチュエーションに限らず、
声の大きさや語彙の強さでも、
相手の気持ちを想像することができます。
そのためには、
相手のセリフをよく聞くこと。
言葉だけでなく、ふるまいや表情も含めて
言葉の奥にある「相手のどんな気持ち?」を
たくさん感じ取ってほしいと思っています。
日常、お友達と会話をしている時には、
きっと自然とできています!
しかし、
「お芝居するよ」
となると、
どうしたらよいか分からなくなり、
不自然になってしまいがちです。
自分の感情をたくさん探すことで、
日常の中でも気持ちの変化を実感しやすくなります。
また、相手の気持ちを考えることで、
思いやりの心が育まれます。
まずは、
あなたがどう思う?
そのうえで、
相手の思いをどう受けとる?
ということを、演技のレッスンを通して、
養ってほしいと思っています。
普段、無意識にできていることが、
意識的にできる、
ということが、
いつでも使えるスキルになります!
日常の中でも
価値あるコミュニケーション力
になると思いますよ!
お子さんの相手の思いを受け取る力を一緒に育てませんか?
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