年中さん、年長さんのクラスでのひとこま。
5月中旬から、少しずつステップや振付の難易度が上がってきました。
その中で、
振付の中に、初めてボックスステップを入れてみました。
ボックスステップ、ダンスをやっている人なら
全員知ってる、超基礎的なステップです
慣れれば、「簡単!」と思う人の方が多いのでは...
しかし、
未就学児にとって、
右手、左手、右足、左足、の認識を
瞬時に判断することが難しい子ども達にとっては、
ちょっと難しい...
(※慣れれば簡単!となりますw)
振付の際に、
しれっ、とステップを見せると、
げっ!
とw
(声出てますよ~)
「むりー」、「できない~」、「わかんないー」
と、子ども達からブーイング
想定通りです!
さて。
ここから。
ステップの形や足の順番が分かる教材を使い、
ゆっくり説明。
教材を使う中では、できるように!
子ども達も、
あれ?できるじゃん!!と。(早っw)
しかし、
教材を使っていないスペースでやってみると、
あれ?できない...
やっぱり難しいかも...
ここで、初めて、子ども達に、
今日できなくてもOK!
と伝えました。
今までのレッスンの中で、一番難しいことをやったよ!
すぐにできたら、天才がいっぱい!!
やり方を覚えたら、お家で練習してごらん。
来週はできるようになっているよ!
と。
翌週、
レッスンが始まる前から、
子ども達から
「みてみて~」
できるようになっていました
すごいじゃん!
と、レッスンを始めたのですが...
振付の中に入って、音を聞きながら、となったら、
あれ?できない??
子ども達から、
ゆっくりしか練習しなかったから
音が早くてわかんなくなっちゃった
他のと一緒だとできない
と。
(カワイイ主張にニマニマしちゃいました)
子ども達には、
大丈夫!
じゃあ、今週は、音で練習してみよう
前と後のステップも組み合わせてやってみよう
と伝え、お家でも練習してみようね、とお話しました。
さぁ、さらに翌週。
この日は、レッスン前には見せてくれませんでしたw
でも、ずっと早く見せたくてウズウズしている感が...
(ストレッチも基礎トレーニングもすっ飛ばして、)
早く、曲をかけて、踊ろー、と
レッスンの中で、
できるようになった姿を見せてもらいました
また1つ、できることが増えたね!!
子ども達のドヤ顔、最高にカワイイです
このタイミングで、
ボックスステップ難しい?と質問すると、
簡単だよ~。できるもん!
と。
(2週間前のできない発言はどこへ...w)
これまで、子ども達は
その場で「できるじゃん!」
となる挑戦がほとんどでした。
子ども達にとって、ちょっと難しいことを、
ちょっと時間をかけてやりきる経験は、
最初からできない(あきらめ)
ではなく、
できるようになるかもしれない、できるようになりたい(意欲)
という思いへの構築へ繋がります。
そのために、
ちょっと難しいかな、という課題に対しては、
1→10
を目指すのではなく、
1→3→5→6→8→10
というふうに、
子ども達の年齢や経験によって、
細かく段階を分けること、
必ず成果に繋がるプロセスにすること、
を意識しています。
もちろん、高学年になって、難易度が更に上がると、
1週間、2週間、では達成できない
(場合によっては半年、1年かかる)ものも出てきますが...
「練習すれば、必ずできるようになる」
という感覚を小さい頃から持ってもらうことで、
ちょっと大きな壁がやってきたときに、
乗り越える原動力になります。
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