子どもには、
一生に一度、運動神経を大きく高める

ゴールデンエージ

という時期があります。

9歳～12歳頃。

様々な運動経験を積むことで、
運動能力が飛躍的に向上する、と言われています。
そして、運動能力だけでなく、
将来的に学力向上にも繋がってくることが判明されています。

ゴールデンエージの前後に、
ゴールデンエージの時期の伸びしろに左右する
プレゴールデンエージ（5歳～9歳頃）と、
運動能力の定着・技術向上時期にあたる
ポストゴールデンエージ（13歳～15歳頃）があります。

アメリカの医学者であるスキャモンは
「発達・発育曲線」を発表し、
神経機能は5歳頃までに約80%、
12歳頃にはほぼ100%形成されると提唱しています。

↑スキャモンの発育曲線

子どもの神経は6歳頃までに急速に発達し、
12歳頃までにほぼ100％に達します。
そのため、この時期までに、
多くの動きを経験することで、
脳がより刺激され、運動神経も発達していきます。
（※運動神経：体や内臓の筋肉を動かすための信号を
脳から全身に送り、随意運動を起こさせる末梢神経のこと）

必要な運動として、
「これをやりなさい」
という指定はありません。

興味のあるものにたくさん触れてみることをおススメします。

その中で、
「これ好き！楽しい！！」が見つかったら、
それに没頭するという選択もアリですね！

好きなこと、楽しいこと、やりたいことに対して、
集中力は格段に上がります。
「集中力」を高め、適切な運動習慣をつけることで、
長期的な成長に繋がります。

余談．．．
未就学児の子ども達は、「特定の運動」という考え方ではなく、
「（体を動かす）遊び」の中に、
多くの動きを取り入れることで、
楽しみながら、興味関心を高めていくことができます。

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