ミュージカルを習いたい(興味がある)=社交的。おしゃべりが得意な子!
だと思いますか?

実は、半数以上の子どもたちが最初は引っ込み思案だったり、
人前で話すことが苦手だったりします。

「うちの子、声が小さくて……」
「発表の場になると、急に声が出なくなってしまって」
「人前で話すことが苦手なんですが、ミュージカルやっていけますか?」


保護者の方からこのようなご相談をもらうこともあります。

やってみたい!=抵抗がない!
ではなく、
やってみたい気持ちと、一歩踏み出すことが不安な気持ちが入り混じっています。


声が小さいことは、決して悪いことではありません。
恥ずかしがり屋だったり、慎重だったり、まわりの様子をよく見ていたり。
その子なりの理由があって、まだ大きな声を出す準備ができていないだけかもしれません。

だからこそ、レッスンではいきなり
「もっと大きな声で!」
「ちゃんと聞こえるように!」
と声をかけるのではなく、まずは安心して声を出せる環境づくりを大切にしています。

ミュージカルには、歌、ダンス、演技があります。
声を出す場面もたくさんありますが、
最初から1人で堂々とセリフを言ったり、大きな声で歌ったりする必要はありません。

はじめは、みんなと一緒に声を出す。
短い言葉をまねして言ってみる。
歌の一部分だけ口ずさんでみる。
先生や仲間と目を合わせながら、少しずつ言葉を届けてみる。


そうした小さな経験を重ねる中で、子どもたちは少しずつ

「声を出しても大丈夫」
「間違えても笑われない」
「聞いてくれる人がいる」


という安心感を持てるようになります。

声を出すことは、ただ音量を大きくすることではありません。
自分の気持ちを外に出すこと。
相手に言葉を届けること。
自分の存在を表現することでもあります。


演技のレッスンでは、役になって言葉を話すことで、
普段の自分では言いにくいことも表現しやすくなります。
歌のレッスンでは、メロディに乗せることで、
自然と声が前に出ていくこともあります。
ダンスと一緒に声を出すことで、
身体の動きと気持ちがつながり、少しずつ表現が広がっていきます。

最初は小さな声だった子が、
ある日ふと、いつもより少しはっきりセリフを言えた。
みんなと一緒に歌っているうちに、口の動きが大きくなった。
発表の場で、緊張しながらも最後まで自分の言葉を届けられた。

そんな変化は、一見小さなことに見えるかもしれません。
でも、その子にとっては大きな一歩です。

大切なのは、無理に声を出させることではなく、
「出してみようかな」と思える環境をつくること。
そして、その一歩を周りの大人が見逃さず、認めていくことだと思います。

ミュートレでは、
子どもたち1人ひとりが、どんな気持ちで表現しようとしているのかを大切にしています。

大きな声で話せるようになることも素敵な成長です。
でもそれ以上に、

「自分の声を出していい」
「自分の言葉を届けていい」


と思えるようになること。
その安心感が、子どもたちの表現する力を少しずつ育てていきます。
私たちは、歌・ダンス・演技を通して、
子どもたちが自分らしく表現できる時間を大切にしています。






ミュートレアズールは、
東京の目黒区・世田谷区の中目黒・三軒茶屋に拠点を構えるミュージカル・ダンススクール です。

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