ミュージカル公演に向けて、子どもたちに台本を配布しました。
台本を見せた時、「わぁ~!!!」と歓声が上がりました。
手にした瞬間、子どもたちの嬉しそうな表情が印象的でした。
「これが本番でやるお話?」
「去年より長い?」
「セリフあるかな?」
「どんな役なんだろう?」
そんな声があちらこちらから聞こえてきます。
ページをめくりながら、自分の出番を探す子。
友だちの役を見て、楽しそうに話す子。
まだ少し緊張した表情で、じっと台本を見つめる子。
それまで「公演」という言葉は、少し遠いものだったかもしれません。
でも、自分の手元に台本が届くことで、
「本当に舞台に立つんだ」
「この物語をみんなで作るんだ」
という実感が少しずつ湧いてきます。
台本は、ただセリフが書かれた紙ではありません。
自分の役と出会うもの。
仲間の役を知るもの。
物語の世界に入っていく入り口です。
最初は、漢字を読むのに少し時間がかかったり、
セリフの意味がすぐには分からなかったりすることもあります。
でも、それも大切な一歩です。
「これはどういう気持ちで言うのかな?」
「この場面では、どんな顔をしたらいいんだろう?」
「この役は、どんな子なんだろう?」
台本を読みながら、子どもたちは少しずつ考え始めます。
ミュージカルは、歌って踊るだけではありません。
役の気持ちを想像したり、相手のセリフを聞いたり、
物語全体の流れを感じたりしながら、みんなで1つの世界を作っていきます。
台本配布の日は、その第一歩です。
これから、セリフを覚えること、歌を練習すること、
振付を身につけること、仲間とタイミングを合わせること、
たくさんの挑戦が待っています。
うまくいく日もあれば、少し悔しい日もあるかもしれません。
でも、台本を手にしたあの日のワクワクした気持ちは、
きっと子どもたちの中に残っていきます。
「この役をやってみたい」
「この場面、楽しそう」
「早くみんなで合わせたい」
そんな気持ちが、これからのレッスンを支えてくれます。
私たちは、公演に向けた過程も大切にしています。
本番の日だけが舞台ではありません。
台本を受け取り、物語を知り、役と向き合い、仲間と一緒に少しずつ形にしていく時間。
そのすべてが、子どもたちにとって大切な成長の時間です。
台本を持つ手。
ページをめくる表情。
自分の役を見つけたときの嬉しそうな顔。
少し緊張しながらも、どこか誇らしげな姿。
その1つひとつに、これから始まる舞台への期待が詰まっていました。
ここから、子どもたちの物語が本格的に動き出します。
今年も、暑い熱い夏がやってきます!!
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